卒業式に入学式。 初心者でも素敵で思い出に残る写真を撮るコツ。

春は1年の区切りや始まりでもあり、行事が続く季節です。ビデオカメラで全てを録画する人も多いことでしょう。

スマホだけでなく、この時のためにと用意した一眼レフカメラなどで沢山の写真を撮る機会も多いですね。何枚も撮ってはみるものの、どれもなんとなくうまくいかない。そんなあなたに写真を撮るときに覚えておきたいちょっとしたコツをお知らせします。

カメラ用語を知らなくてもポイントさえ押さえれば、思い出に残る写真が撮れるようになることでしょう。

 

 

初心者でも大丈夫。知っておきたいカメラ基本用語

体育館や講堂、教室など室内で行われる行事の写真を撮る時は、レンズから取り込む光の量(絞り)、カメラのセンサーが光を感知する度合い(ISO感度)、取り込んだ光をカメラのセンサーに当てるスピード(シャッタースピード)の3点に気をつけることが必要です。

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

 

■絞り(F値)

カメラが「カシャ」っと音を立ててシャッターを切るときにレンズが一瞬開いてパッと閉じます。

この光を取り込むために開閉する穴の部分のことを「絞り」と言い、この絞りの開閉具合が「F値」と呼ばれています。

F値が小さい場合は写真は明るく、ピントの合う範囲が狭まり背景がボケます。反対にF値が大きい場合はピントが合う範囲が広くなるので背景がボケにくくなります。

一人だけを狙ってアップの写真を撮る時はF値を小さくし、集合写真などの場合は F値を大きくすると上手く撮れそうです。

 

F値が小さい場合(背景の男雛がボケています)

 

F値が大きい場合

 

■ISO(イソ)感度

一眼レフカメラが光を感知する度合いのことをISO感度と呼びます。

この感度を高くすると暗い場所でも明るくぶれにくくなり、感度を低くすると暗い場所ではぶれやすくなります。

式典を行う体育館や講堂などは室内のためISO感度を高めに設定しておくと良いでしょう。

 

ISO感度低い場合

 

ISO感度高い場合(はっきりくっきりと写っています)

 

■シャッタースピード

カメラはシャッターが切れる間に光を取り込んでいます。

そのためシャッタースピードが早く「カシャ」っと切れる時は暗めの写真に、シャッタースピードが遅く「カシャーーーッツ」と切れる写真は明るい写真になります。

室内など光の少ない場所ではシャッタースピードを遅くするのが良いのですが、あまりゆっくりだと手ぶれの心配があるのでそのときによって変えていくことが好ましいです。

夜景などはシャッタースピードを遅くしてゆっくり切ることで綺麗な光をたくさん取り込むわけですが、その分写真がぶれやすくなります。

 

シャッタースピード速い

 

シャッタースピード遅い

(シャッターの切れるのを待つ間に手ぶれが起こっています)

 

■初心者にはプログラムモードや絞り優先モードがオススメ

「プログラムモード」は絞りとシャッタースピードをカメラが自動で選んでくれるモードです(カメラのダイヤルP)。

この設定の場合、F値やシャッタースピードはカメラが自動でしてくれるので、気にするのはISO感度とホワイトバランス(色の白さを決めるもの)だけなのです。

または「絞り優先モード」(カメラのダイヤル AまたはAv)もオススメです。これはF値だけを自分で決めると、あとはカメラが明るさやシャッタースピードを決めてくれます。子供を主役にして背景をボケさせたりしたい場合はこのモードが良いでしょう。

 

 

撮り方のポイント

■時間の流れがわかるような写真を残しましょう

卒業式や入学式はその日しかありません。

後で振り返ったときに臨場感がますように、当日の朝の表情やいつも通った通学路の写真なども撮っておきましょう。

 

■教室、体育館や式場での様子も残しましょう

式当日は、入り口に建てられた「第〇〇回〇〇学校入学式/卒業式」と言う看板の隣で写すために、長蛇の列ができています。

式前は列が短ければ並んでも良いですが、良い席を確保したり、式が始まる前の表情も撮っておきたいので、どちらかといえば式の後に撮った方が良いでしょう。

また子供の表情だけでなく、当日の体育館や式場、教室などの風景だけの写真も撮っておくと、後で「ああ、この教室!懐かしい!」などと思い出を共有することができてオススメですよ。

 

■時間の経過がわかる場所で撮ってみましょう

例えば入園入学の頃に撮った桜の木下で、卒業の時も撮ってみると子供の成長がわかって感慨深い写真になります。

子供の成長は早いものです。入学当初の緊張した表情と、卒業時の大きくなった表情、違いを比べてみるのも良いでしょう。

 

■カメラ目線だけでなく、自然な表情も撮りましょう

「撮るよ~」と言ってしまうとどうしても正面を見たカメラ目線になってしまいます。

撮られ慣れている子は表情豊かですが、撮られ慣れていない子は硬い表情ばかりになってしまいがちですね。

なるべく撮られているのを気づかれないように、お友達と話している顔、教室で先生の話を聞いている顔など、自然な表情を狙いましょう。

 

■すっきりとした写真を目指す

最近はSNSの流行などでレベルの高い写真をたくさん見ることができます。

子供のプライベートな写真はSNSに投稿することは避けたいものですが、上手な人の写真には余計なものが写り込んでおらず、すっきりしているのがわかります。

入学式や卒業式などの行事ではたくさんの人が周りにいるため、何もないところで自分の子供だけを写すのは難しいですが、壁際に立たせたり、背景をぼかしてみたりして、被写体が浮かび上がって目立つ写真を撮るように心がけましょう。

 

 

撮られ方

■真正面ではなく斜めを意識して

カメラに対して正面を向いていると、動きのない集合写真や証明写真のようになってしまいます。

これではせっかくの式典の写真も面白くありません。少し体を斜めに傾けましょう。また女性の場合は斜めになることで少しスリムに見えます。

 

 

まとめ

初心者でも気をつけるべきポイントを抑えれば一眼レフカメラで素敵な写真が撮れます。

習うより慣れよの精神で、とにかく触って写真を撮ってみましょう。そうすればきっと思い出に残り、納得のいく一枚が撮れることでしょう。

この記事をかいた人

手には年齢が出やすいとは本当ですね。指の太さはこれ以上変えられなくても、肌表面だけはいつも潤わせておきたい。そう思い、化粧水を塗った後でハンドクリームを塗ることを習慣にしています。水仕事続きでも、ひび割れや手荒れ知らず。いい感じです!

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