楽しく覚えて仕事に結びつく。50歳からの資格取得体験記

ライターとして活動を続ける私ですが、専門知識を持たないことに不安を感じていました。専門的な資格を持っている人がライターの仕事もしていけば、プラスアルファの価値が上がります。それまで長いこと専業主婦だった私には、自信を持って前に出せる資格というものがありませんでした。過去にはいくつか通信教育で資格を取ってみたことはありましたが、家で試験用紙に回答し、送付するもの。実際に資格を取った!という実感は少ないものでした。

ある日、こんなライター募集の求人を目にしたのです。

「ペットの記事を書ける方で、愛玩動物飼養管理士の資格がある方」

ペットの記事はペットを飼っているので書くことは可能です。しかし、資格がないとその記事を書くために応募することもできない。そうか、ペットを飼育する人のための資格があったのかと。

早速その資格を調べ、受講してみることにしました。試験勉強を開始したのは2019年の春。それから2020年3月の合格通知までの記録をご紹介します。

なぜ今さら資格を取る必要があるの?

「資格を取ることが趣味!」という人がいるように、世の中にはたくさんの資格が溢れています。比較的簡単なものから国家資格まで、その難易度はさまざまです。

資格はただ取得しただけでは何も始まりません。大切なのは、「取った後にどう活かすか」ということなのだと思います。それまでの私は、趣味の延長で自宅で取れる簡単な資格を取ったこともありました。実際に通信教材を取り寄せたものの、結局興味が続かず挫折してしまった経験もあります。今思えば、なんともったいないことをしたのだろうと過去の自分を叱りに行きたいくらいです。

長い専業主婦時代を経てライターの仕事を始め、たくさんの案件やクライアントの方と知り合ううちに、自分に対してもう少し付加価値をつけなければという焦りが生まれ始めました。それまでの「主婦目線で生活全般が書けます!」ということだけでは、駆け出しのライターでも記事は書けます。これから資格を取得するならば、自分の生活に役立ち、なおかつライターの仕事に役立つものが大切と思いました。

そして、現在自分が興味のあるものをもっと深く掘り下げたいと思うようにもなりました。それがペットに関すること。「犬」と「猫」という異なる種の動物を飼っていることで、動物全般に対する興味が今まで以上に深まってきました。

そんな時目にしたのが冒頭の「ペットの記事を書ける方で動物飼養管理士の資格のある人」の文字です。結局その仕事は当時資格のなかった私には手に入れられませんでしたが、資格取得を思い立つきっかけとなってくれました。

愛玩動物飼養管理士の資格とは?

「愛玩動物飼養管理士」とは、動物の愛護や飼育管理に必要な知識や技能を習得した者をいいます。こう書くと難しく聞こえますが、

愛玩動物=そばに置いてかわいがったり、姿やしぐさ、声などを楽しんだりすることを目的に飼育される動物のこと。犬、猫、小鳥、金魚などさまざまな動物が対象となり、 ペットとして大切にしている動物ことを指します。

愛玩動物に関する法律や歴史、保健衛生、公害問題、動物の疾病予防、各種動物のしつけ等の知識を一気に勉強することができるのが「愛玩動物飼養管理士」認定制度なのです。この資格を取得するには、日本愛玩動物協会が実施している通信教育で知識や技能を習得しなければならず、独学で取得することはできません。

試験は1級と2級があり(1級は2級を取得して更に通信の講座を受講する)届けられる教材を元に半年以上の通信講座と1日のスクーリングを受講することが条件です。途中で模擬試験形式の課題報告問題も用意されています。合格率は1級2級共に8割程度と言われており、コツコツと学習を積み重ねていけば難易度は高くないと言われています。

この資格を取得する人の目的として、ペットショップや動物病院などでの就職活動や、スキルアップの為、自宅で飼っているペットの飼育の為などがあり、まさに私もその中のひとりです。

好きならば頑張れる。資格取得の勉強方法

講座受講を申し込むと、テキストが2巻とDVDが送られてきました。法律や歴史など細かいものが多いのには驚きましたが、ペット全般(犬、猫、鳥、うさぎ、ハムスター、爬虫類など)の飼育方法やしつけについて学ぶのは楽しく、飽きずに読むことができました。

資格試験の日時は2020年2月23日と決められています。ここがゴールと設定し、そこから逆算して勉強を進めていきました。途中仕事が重なったり、父の介護で度々帰省した日もあり、勉強がおろそかになることもありましたが、飛行機の中でもテキストを開いて、若い頃よりも鈍った暗記力を必死に働かせていました。これが興味のある動物のことでなかったら、きっと頑張れなかったかもしれません。資格取得は自分の興味があるかないかで大きく変わってくるのだと改めて思いました。

夏には丸1日かけてスクーリングがありました。それまで個人で勉強していた内容を、講座で聞くことができ、コンパクトにまとめられたテキストを見ながら話を聞くのは楽しいものでした。学校の勉強と違って自分の将来に直結するかもしれない資格なので、聞き漏らさないように最後まで集中できました。これも資格を取る目的が明確だったからできたことなのだと思います

知識が増えることは楽しみなこと

受講を始めて1年近くが経つ先日。無事に合格通知が届きました。たとえ小さな資格でも、自分にとっては役に立つ資格。そしてこんな達成感はしばらく感じることがなかったので、ただただ感動して嬉しかったです。

働きながら資格を取ることの効果とは、今のキャリアと組み合わせて活かすことができる事だと思います。自分のしている仕事にプラスになるものと考えると、どんな資格を選んだらよいのかも探しやすくなります。50代からでも興味のあることならば楽しく勉強を続けることができました。これからは取った資格をどう活かしていくか、それも考えていきたいと思っています。

 

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あんなにマスクが苦手だったのが嘘のように、今では外出時に家を出る時から帰宅までマスクをしているのが当たり前になりました。選ぶマスクの種類によって1日が快適でいられるかどうかも変わってくるので、マスクに対するこだわりも以前よりずっと強くなりました。今は洗えるコットン素材が一番のお気に入りです。

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あんなにマスクが苦手だったのが嘘のように、今では外出時に家を出る時から帰宅までマスクをしているのが当たり前になりました。選ぶマスクの種類によって1日が快適でいられるかどうかも変わってくるので、マスクに対するこだわりも以前よりずっと強くなりました。今は洗えるコットン素材が一番のお気に入りです。