夏休み目前。佐賀県で「ご当地銘菓」を探してみました。

7月に入ると夏休みもそろそろ目前です。この時期、実家や故郷に帰省される方も多いのではないでしょうか。毎回頭を悩ますのが「何をお土産に持って行こうか」ですよね。いつも同じものではつまらないし、何か目新しいお菓子などないかなとデパ地下などを探索してみたり。

そんな時は「灯台下暗し」ということわざが表すように、地元で、古くからあるお菓子やさんなどで作られている銘菓を選んでみませんか。こんなところにこんな味が!という意外な発見もあり、自分の住んでいる街や地域を愛おしく感じたりもして、地元の銘菓探しはなかなか楽しいですよ。私が探した知っているようで知られていない、美味しい地元の味をご紹介します。

福岡県のお隣、佐賀県の銘菓を発見

現在福岡県在住の私。実家のある関東へ帰省する際には、福岡県の定番お菓子をおみやげとして何度も持参しました。また、空港にも福岡県のおみやげはたくさん売っているので、出発ギリギリまで買い忘れがないかチェックできるのも助かっています。が、正直最近マンネリ気味。何か他に目新しいお菓子はないかと探していました。

そんな時、最近縁あって佐賀県をよく訪れるようになりました。佐賀県の銘菓というと「松露饅頭」や、写真のような「ボーロ」が有名です。これらは知っている人も多く、喜んでもらえるのですが、やっぱり「ここでしか買えない!」という何かを見つけたい。

そこで、佐賀県のお菓子ランキングなるものから、探してみました。有名どころはもちろん、その中に今まであまり見たことのないお菓子もあったのです。そんな3つをご紹介しましょう。

呼子(よぶこ)夢甘夏ゼリー

製造者「甘夏かあちゃん」と書かれているこのお店は、佐賀県唐津市内から車で1時間ほど。海沿いを走っていくとイカで有名な「呼子港」が見えてきます。それを過ぎて更に車で進むと、加部島という島が現れます。ここで販売されているのが甘夏かあちゃんの「甘夏ゼリー」なのです。

お店の周りは甘夏の木がたくさん植えられており、大きくて見事な甘夏の実がなっていました。こちらの甘夏は土作りからこだわり、微生物農法で、善い循環の中で生産された農作物なのです。美味しくて安全ということもアピールポイントの1つですね。

こじんまりした、どこか懐かしさを感じさせてくれる店舗です。お店の人とおしゃべりをしたり、その場で食べることもできるし、通販も行っているようですよ。

半分にカットしてあるゼリーを帰宅して更に半分に切りました。ゼリー部分のぷるぷるな感じがわかってもらえるでしょうか。喉ごしも良く、さっぱりしていて、自然の酸味の優しい味わいがします。我が家の春から夏にかけての定番になりそうです。

虹の松原「松原おこし」

唐津市内から車で10分ほどのところに長く続く松林「虹の松原」があります。信号も少なく、車で走るのはとても気持ちのよい道です。ここで買うことが出来るのが「松原おこし」です。しっかり見ていないと通り過ぎてしまいそうな控えめな店舗が3軒ありました。その中の1軒「麻生本家」に入ってみます。

松原おこしは、その昔太閤秀吉が虹の松原を通りかかり休息された折、近くに住む鏡大宮司の娘が干し飯に黒糖を混ぜ合わせたものを献上したところ、ことのほか喜んで賞味されたのが起源とされています。

麻生本家「松原おこしのしおり」より

 

豊臣秀吉の名前が出てくるほど、歴史あるお菓子だったのですね!パッケージも可愛くて、レトロな味わいがよく出ています。

中はこのような感じです。小さな俵型の棒がぎっしり詰められていて、ひと口サイズで食べやすいです。東京の雷おこしなどと比べると柔らかめの食感で、食べると黒糖の風味が口いっぱいに広がります。

「帰らん」のなまりが由来の「浜崎けえらん」

同じく、虹の松原近くにある浜玉町浜崎というところを通りかかると「けいらん」「けえらん」という看板が見えてきます。気になっていたのですが、こちらはやはり唐津の銘菓だそう。実は3軒ある浜崎けえらんの店舗のうちのひとつ「伊藤けえらん」に入ってみることにしました。

特上の白米の粉をセイロで蒸し、杵でついた生地を平らに伸ばし、小豆のこしあんを置いて巻き込んだ団子が「けえらん」と呼ばれるお菓子です。

由来は太閤秀吉が朝鮮出兵の際、地元民がこの団子を献上し、この団子を食べたならば、勝つまでは本国には「帰らん」という意味から「けえらん」と言われるようになったとか。けえらん=帰らんの意味だったのですね。味はいたってシンプル。お餅に包まれたあんこが素朴な味わいで、しみじみ美味しいお菓子です。

ここでしか買えない。地元に根付いたお菓子をもっと探していきたい

3つのお菓子をご紹介しました。どれも昔ながらの伝統の味。この地域で長く食べ続けられてきたことがわかる味ばかりです。他県から九州にやってきて、偶然出会ったこれらの味。デパートや空港などで大々的に宣伝されているお菓子とは違い、わざわざ買いに行かないと味わえなというところがとても新鮮で興味を惹かれました。

次回故郷に帰省する際には「珍しいお菓子を見つけたのよ」と、紹介しながらこれらのお菓子を持参するのもいいなと思っています。

皆さんも地元でまだ出会えていない銘菓がありませんか?古くから伝わるお菓子や、知る人ぞ知るのお菓子。小さな店舗で作り続けられているお菓子など。探してみるのも楽しそうですね。

 

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朝晩の気温がぐっと下がるこの季節には、着脱が簡単にできる上着を持って外出することをおすすめします。上着は、ジャケットを着るだけでなく、ストーるやマフラーでも。大判のストールなどを上手に巻きつけて歩いている人を見ると、冬のおしゃれが楽しめる季節が来たなと嬉しくなります。

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